中日ショッパー2014年6月26日掲載内容

im_media001im_q歯医者さんに行ったら、歯石をとって歯をきれいにしましょうといわれました。歯石をとると、歯が痛むのではないかと心配です。(守山区 29歳)

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歯石をとることは歯を傷つけることではありません。

歯の汚れは、ねばねば最近の塊(プラーク)と硬い歯石があります。特に、表面にこびり付いた硬い歯石は歯磨きでとることは不可能です。歯科で、とってもらうことが最良でしょう。

歯石をとるということは石けんで体の汚れをとるようなものです。ただ、汚れをとっただけでは肌がカサカサしますよね。クリームなどを塗ると肌もうるおいます。

これと同様に歯のクリーニングをした後に歯の組織にミネラルを補うことで、より快適な状態になります。きれいになった歯に歯と同じ成分の薬を塗り込むことで、ミクロの傷が修復され、歯磨きでは味わえないツルツル感が得られます。

是非一度お口のエステ感覚で受けられるプロのクリーニングを体感してみてはいかがでしょうか。

半分埋まった状態の親しらずでも歯肉の中では唾液のカルシウムの作用で硬い歯石が付着していることもあります。
これらのことから、噛むのに役立っていない親しらずは、手前の大切な歯や周囲の健康な骨の細胞が壊れる前に抜いたほうが良いと考えられます。

 


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