金属アレルギーがある方へ

金属アレルギーが理由でインプラント治療をためらっていませんか?
金属アレルギー体質であっても、インプラント治療は可能です。

インプラント治療では金属アレルギーは起こりにくい

金属アレルギーは、すべての金属に起こるわけではありません。ニッケル、クロム、銀、パラジウムなどが金属アレルギーを引き起こしやすいと言われています。金属アレルギーが引き起こされる仕組みとしては、金属を使用した場合に、汗や体液、唾液などで金属が微量に溶け出し、イオン化します。これが体内に入り、同じ金属が接触すると拒絶反応で皮膚などが炎症を起こします。これが金属アレルギーです。  

ところで、インプラントには、純度99.9%以上のチタンを用います。チタンは空気に触れると、表面に酸化チタンの膜ができるため、体液に触れても金属イオンが解け出ません。つまり、インプラント治療では金属アレルギーを引き起こしくいと言うことができます。

どうしても心配な場合

どうしても心配な場合は、治療開始前に以下の検査を受けましょう。

①    パッチテスト

皮膚に各種金属粉末を貼付し、炎症反応を見ます。歯科以外では、皮膚科で検査することが可能です。  

②    リンパ球刺激試験

採決した血液中のリンパ球に、金属を取り込ませることにより、過敏に反応するかどうかを判定します。 

③    金属含有レベルテスト

血液中に存在する有害金属レベルを測定します  

④    毛髪ミネラル検査

髪の毛に含まれる有害金属から、体内に残っている有害金属を推測します  

チタンは、生態親和性がとても高く、人体との相性が抜群の金属といわれています。インプラント治療を金属アレルギーのために諦める必要はありません。稀に、アレルギー反応を起こす方もいらっしゃいますので、心配な場合は当院まで御相談ください。


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